なぜ、Raumをつくったのか
発達支援raumのホームページをご覧いただき、ありがとうございます。
株式会社Raum 代表の小林です。
Raumをつくろうと思った大きなきっかけには、
私自身の子どものことがあります。
私は、発達に特性のある子どもの父親です。
子どもの将来を大切に思う一方で、親として、
いつも正しく関われてきたわけではありません。
忙しさや不安から、子どもの気持ちを十分に受け止められなかった日もあります。
見守りたいのに急かしてしまう。
理解したいのに、自分の不安を重ねてしまう。
大切に思っているはずなのに、うまく寄り添えない。
そんな経験の中で、私は何度も考えてきました。
「この子のため」と言いながら、
本当にこの子自身の未来を見ているのだろうか。
親である自分の安心のために、子どもの姿を変えようとしていないだろうか。
発達に特性のある子どもたちは、同じ診断名や同じ困りごとがあったとしても、
感じ方も、表現の仕方も、安心できる環境も一人ひとり違います。
だから私は、支援とは、子どもを大人の思う形に変えることではないと考えています。
子どもが何に安心しているのか。何に不安を感じているのか。
どんなときに自分らしくいられるのか。
言葉ではなく、表情や行動で何を伝えようとしているのか。
それを大人が丁寧に見つめ、受け止め、環境を整えていくこと。
そこから、本当の支援は始まるのだと思っています。
Raumは、ドイツ語で「空間」という意味を持つ言葉です。
私がつくりたかったのは、ただ子どもを預かる場所ではありません。
子どもたちが安心して過ごし、
自分の気持ちや「好き」を少しずつ表現できる空間です。
うまく話せる日も、話せない日もある。
頑張れる日も、頑張れない日もある。
できることが増える日もあれば、立ち止まる日もある。
その日の姿だけで、その子を決めつけるのではなく、
「何を感じているのか」「何を伝えようとしているのか」
を大切に受け止めたいと思っています。
Raumでは、創作、音楽、運動、外出、生活体験、人との関わりを通して、
子どもたちが自分の気持ちを表現し、経験を重ねていける支援を大切にしています。
ただ楽しく過ごすだけではありません。ただ課題をこなすだけでもありません。
その子の「好き」「やってみたい」「できた」「もう一回やりたい」という気持ちを、成長につながる大切な入口として受け止めていきます。
また、保護者の方にとっても、Raumが安心して相談できる場所でありたいと考えています。
「この関わり方でいいのだろうか」
「将来どうなるのだろうか」
「家ではどう支えればいいのだろうか」
子育ての不安や迷いを、ひとりで抱え込まなくてよいように。
子どもの姿を一緒に見つめ、一緒に考え、
必要な支援を一緒につくっていける場所でありたいと思っています。
子どもの人生の主語は、子ども自身です。
私たち大人は、その子の人生を代わりに生きることはできません。
だからこそ、子どもの前に立ちすぎるのではなく、その子が自分の人生を少しずつ歩いていけるように、横で支え、後ろから見守り、必要なときに手を差し伸べる存在でありたいと考えています。
子どもたちが安心して自分らしく過ごせること。
自分の気持ちを表現できること。
人と関わることを少しずつ楽しめること。
困ったときに助けを求められること。
好きなことや得意なことを、自分の力として育てていけること。
その一つひとつが、子どもたちの未来につながっていくと信じています。
Raumは、まだ始まったばかりの事業所です。
だからこそ、決めつけず、急がず、子どもたちやご家族と一緒に考える姿勢を大切にしていきます。
子どもたちが、自分の人生を自分の心で歩いていけるように。
保護者の方が、ひとりで抱え込まずにいられるように。
職員もまた、子どもの小さな声に丁寧に気づける大人であり続けられるように。
Raumは、安心して自分らしくいられる空間として、
日々の小さな経験を大切に積み重ねていきます。
子どもの人生の主語を、子ども自身に戻すために。
それが、私がRaumをつくった理由です。
株式会社Raum
代表取締役 小林 幸至
毎日の体調や気持ちの変化に目を向けながら、
心身の健康と安定した生活リズムを大切にします。
児童福祉法で定められている金額をいただいております。
通所受給者証に記載されている負担上限額以上の金額はいただきません。
※ただし、教材費・材料費が別途かかる場合があります。